ゆじくんのボーボー日記

美容師として残りの人生いかにして充実させて行くか。つらつら書いてます。

【私がやりたい事】

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この43年間でこれほど未来に希望を抱き、不安を抱いている日々はないのではないだろうか。

何日も何日もこんな感情に支配されていて、自分を殺してやってい続ける事が難しいので何の面白みもないですが、自分の脳内を整理するつもりで書きます。

そのまま書くので、文章としてはおかしいと思います。

読まなくてもいいです。

 

 

私の人生は日を追うごとに様々な事が具体的になり、その分新たな事が不安になる毎日だ。いつか尊敬する西野さんがおっしゃっていた。

 

【行動に勇気なんか必要ない。必要なのは情報だ】と。

 

だから今私は、情報を集めているのだ。

 

今、私のやりたい事と言えば、【人】で困らない美容業界を作る事。だ。

現在日本には約23万軒の美容室がある。

コンビニが5万5千軒。

信号機の数が20万8千基。

 

美容室がどれほど多いかお分かり頂けると思う。

そして日本の人口は減少している。

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 こんな状況だ。

美容業がこの世からなくなるとは思えないが、今のようなやり方で永続的な業界の発展はありえないと考えている。

12年後の2030年には1億2千万人を割り込み、34年後の2050年には1億人を割り込むと予想しているのだ。

12年後は55歳だし、34年後と言えば77歳だからまだギリギリ生きていると思う。

その時に、美容業界に一石投じておいてよかったなーって事にしておきたい。

 

美容業界は間違いなく、日本の中だけで解決しようとすると【闇市】みたいになってちゃうんじゃないかなーって思っている。

今、若い人たち(品川の年代も含めて)が目先の事とか自分の事だけ考えてやっていたら、60歳、70歳になったときに絶対に後悔すると思うし、どうやって生きていくのかってその時に思ってしまうと思う。

美容師は【ならない方がいい職業】になってしまうと思う。

 

美容師っていい職業だと思う。

私の兄弟は、地元では誰もが知っている高校へ行き、日本全国誰もが知っている大学へ行き、世界中の人が知っている企業のお偉方になっている。

私も誇らしいし尊敬している。

だけど美容師にかなわない事があるのだ。

 

それは、【自分の手で親孝行出来る】って事。

 

自分の手でシャンプーして、自分の手でカットして、自分の手でマッサージしてやる。

今まではたいしてしてやれなかった親孝行が仕事を通じて出来てしまう。

シャンプーしてやるときも、肩のマッサージしてやるときも、やっぱり申し訳ないけど他のお客様とは違うし、ろくでもなかった学生時代にしてもらった恩が返せるっていうのはなかなかのもんだと思っている。

こういうことが出来る商売って他にあまりないと思う。

【師】という名の職業の特権ではないかと思うのだ。

だから美容師って素晴らしい。

だから金儲けとか、休みのために働くとかしてほしくない。

絶対に機械には出来ない職業だ。

どんなに合理的な世の中になって、どんなにそんな勢力が押し寄せたって絶対に出来ない事がある。

それが【本来の美容師】ってもんじゃないかって思う。

 

でも私は本当に世間を知らない。

 もっと数字を読めたほうがいいのかもしれない。

もっとお金の事考えた方がいいのかもしれない。

本当にそういうこと、『売上の最大化。経費の最小化』とか色々考えた。

合理的に利益を出すには。

よそから資金を得るためにはこうあるべき。みたいな事を。

幹部として我慢しなきゃいけない事。

本音を隠して、部下に接する事。

辞めないようにとか。

昔の感覚は通用しないとか。

 

正直言って、自分の本音に素直になれない事に疲れはてた。

売れば売るほど売るなと言われたり。

それがほんとにしなければならないことだったり。

職人なのに厳しく言えない。怒ったりとかじゃなくてこうあるべきことすら伝えられない。

それで愛する我が社は良くなったのか。

愛する部下たちは成長しているのか。

ふてくされても構わないし、嫌われても構わない。

本当に成長してくれたら、私のようにいずれそのことに感謝する時が来るから。

43歳で独立することが遅いって?

30代で厳しい事一つも知らずに、ふてくされて逃げて逃げてやって、40代になる方がよっぽど危険だ。

 

支社長(私の事)が朝礼で厳しい事言うと雰囲気悪くなるのでやめてください。

幹部が辞めてしまいます。

と言われたこともあった。

どう考えればいいかわからなくなった。

このままの状態で世間的には60歳?65歳が引退?

あと20年、25年やっていくなんてとてもじゃないけど考えられなくなった。

人間としても半分生きた。

美容師としても半分生きた。

だからあと半分は我慢する人生にはしたくない。

失敗したって、その頃には迷惑かける人なんていないと思う。

私には神様が付いている。

だって今わたしには嫁も子供もいないのだ。

迷惑かける奴なんていないのだよ。

私はまーまー美容師として需要もある。

話しだってそんなにつまんないわけじゃない。

目と顔だけは悪くなったことがない。

それでも付き合ったりは出来るけど、なんで結婚出来ないのかって思ってきた。

それがついこの5月ぐらいにはっきりしたんだよ。

私が結婚出来ないのは、出来ないんじゃなくてこのためにしなかったんだって。

だからこそ、どんな形でもいいから、自分が思うことを思うように出来るように準備をしていきたい。

なぜ、売上が落ちるような事に我慢しなければならないのか。

なぜ、こうあるべき言わない自分を作るべきなのか。

人が辞めるなら入れる方法を作ればいい。

法律に縛られてたっていつかは変わる。

変わらなかったら、それに合わせて作ればいいしそういう方法があることも分かった。

 

日本人の方は信用できるが外国の方は・・・と言われることもある。

例えばフィリピンの方。ベトナムの方。なぜ信用出来ないかがわからない。

日本人だって入社して3日で来なくなる奴だっている。

それでも日本人だからというのだろうか。

私は違うと思う。

フィリピンにもお店があって、ベトナムにもお店があって、日本と現地を行き来出来る。技術交流や教育の交流。様々な事が可能だ。

ちゃんとそうしているうちに、日本では必ず淘汰が始まるだろう。

 

23万軒がそのままでいられるはずはない。

自分の欲に走ってはいけない。

目先の得に惑わされてはいけない。

人間は必ず老いるから。今と同じを続けることは不可能だ。

行く先が【自分の店を持つ】という所に行ってしまう。

自分の店を持つことがゴールではない。

店持ってどうするの?が重要だ。

だから私は店に縛られたくない。店を持っても任せたい。

私はもっと重要な問題を解決したい。

その方が長いこと発展すると思う。

 

自分の気持ちが整理出来ず、最近疲れ果ててしまっていた。

誰にもこの気持ちを話すことが出来なかった。

 バカやって発散しているつもりが、そうでもなかった。

話そうにも思いがまとまっていないので、うまく伝えることも出来ない。

まずは自分で整理しよう。

だから脳みその中にある事全部書きたくなった。

もう一人で抱えていられなくなった。

アドバイスいらないし、優しい言葉とかもいらない。

ただとにかく出したくなった。

日々変わっていく状況。

日々変わっていく問題。

だけど私は何も変わっていない。

明らかに未来が見えてきた。

明らかに問題も変わってきた。

 

さー。どうしようか。

やりたい未来が強烈になってきた。

これで勝負できるのか。

やってみよう。

とにかく間違えてはいないはず。

美容師、美容学校、今までになかった業界のカタチ。

美容師だからサロンワークもしなきゃなのかな。

どこでやろう。

どうやってやろう。

下手すると、さっき違うって言ってたことになりそうだ。

困ったもんだ。

 

美容師ってほんとに素晴らしい職業だって思っている。

どんなに優れた人達でも絶対に出来ない事が出来るから。

絶対に喜んでもらえることが出来るから。

だからやってきたんだ。

もう我慢して、自分を殺して仕事するのは飽き飽きだ。

次の20年は自分のやりたい事を果たしたい。

 

世間知らずの【私がやりたい事】は、こんな感じのことなんです。

 

 

※なんかごちゃごちゃしちゃってすいませんでした。。

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